2002年5月

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ブレッサンディエール�A コントン・ヴェルジェンヌ１９９０　/　マノアール・ブレッサンディエール 連ちゃんのブレッサンディエール。 今回は白のコルトンヴェルジェンヌ。 昨年の3月に飲んでいるが、印象はあまり変わらない。 色は黄金色、香りは弱く特徴がない。ただ終盤にはかすかな熟成香が出た。 味わいはボディーはなく果実味や熟成した感じもあまりない。 このまま待ってもあまり変化しないのかな？ まだ数本手持ちがあるので来年また飲んでみよう。

ブレッサディエール　�@ シャルムシャンベルタン１９８８　/　マノアール・ブレッサンディエール 不正が発覚したネゴシアン。 いろいろなコルクが出現するという。 今回はCAMUSという刻印がありました。 肝心のワインの方は、グランクリュと言うには程遠いワインでした。 色は明るいオレンジ、香りは普通にあるが果実の香りより腐葉土というか腐った香りが少しある（そんなに気にはならないが） 味わいはあまり焦点が定まらない味。 果実味はあまりなく熟成感もなく薄い感じ。 ただ劣化してはいないので、何となく飲めてしまう。 でも前に飲んだ85ボーヌ1Cruの方が美味しかった。

ラモネ シャサーニュモンラッシェ　リュショット　１９９５　/　ドメーヌ　ラモネ これは美味しいです。 まだ熟成感がないので、もう少し寝かせた方が良かったかな。 色は薄い黄金色。 香りは花とミネラル香が充満しててピュリニーっぽい。 味はグレープフルーツのような酸味が支配しているが、蜂蜜のような甘さもある。 とてもしっかりした造りでフィニッシュもある。 最近、モンラッシェ以外のラモネはあまり評判が良くないが、これは美味しいしもっと熟成するだろう。

ポンテカネ Ch.ポンテ・カネ　１９９０　ハーフ 色は濃いルビー色。 香りはやや開いていて熟成した香りも少しある。 味わいは、まだタニックでそれほど果実味もないが、美味しい。 ちょっと小ぶりなクラシックと言う感じ。

２つのミッシェル シュヴァリエ　モンラッシェ　１９９５　/　ミッシェル　コラン　ドレジェ　（左） これは美味しかった！ 抜栓直後から期待させる甘い蜂蜜とモカっぽい熟成香。 色は綺麗な黄金色。 香りは、初め大量のミネラル香があり時間と共に焼き栗やカフェオレ香がスゴイ！ 味わいも、フルボディーで甘い。 果実味と熟成し始めたモカフレーヴァーが絶妙なバランス。 鼻から抜ける後味もスゴイ！ これは、今年一番ですね（今まででもかなり上位に入る） ミッシェル・コラン・ドレジェ、かなり好きです。 ---------------------------------------- ポマール　リュジアン　１９８７　/　ミッシェル・ゴヌー　（右） 抜栓直後はあまり香りは出てなかったが、１時間後グラスに注ぐと、華麗なピノノアールの香り。 色はまだオレンジ色はあまりなく濃い目のルビー色。 香りはスパイシーでかなりしっかりしていて男性的。 味は、初めメンソールのようなスーっとした感じがあったが、時間と共に消えた。 まだ少しタニックで熟成途中だけど、ドッシリしていてとても芳醇。 あと数年待てばもっと美味しくなりそうだ。

劣化してたワイン達 セラーを整理していて、理由はまちまちだが危なそうなワインを開けてみた。 案の定９割は死にかけてました。（完全に死んでる物も） 今回勉強になった事は ・購入時に噴いていたと思われるワインは、若いヴィンテージなら２年位は飲めても３年目ぐらいから死んでいくようだ。（特にノンフィルターのワインはデリケート？） ・画像の左にあるVerget達は、皆様もよく買われていると思われる有名ワインショップから数年前に購入したが、Verget以外も劣化ワインがかなりあった。 同時期に別のショップで購入したワイン達は綺麗に熟成しているので、このワインショップのワインには何かあったのだろう。（改善されている事を望む） ただVergetは長期熟成しないという意見もあるが７〜８年で劣化するとも思えない。 ・右端のルイ・ラトゥールのシュヴェリエM・ドモワゼル１９８９は、昨年の暮れに２本購入したが２本ともお酢ワインだった。 楽○のあまり有名でないショップで購入したが、信用できないショップからオールドヴィンテージなどのレアワインを買うと痛い目に会う事がわかった。 これはあくまでも私の個人的体験談ですので、一般的に当てはまるかはわかりません。

レ・オード・ポンテ レ・オード・ポンテ　１９９７ ポンテ・カネのセカンドワイン '９５のレ・オード・ポンテがとても美味しかったので買ってみた。 この'９７も美味しい。 色は濃いルビー、香りは閉じ気味だが甘いフルーツの香り。 味は少しタニックだが料理と一緒ならあまり気にならない。 '９５ほど完熟した果実味はないが、お買い得なワイン。 ちなみに2,700円でした。

Lワイン シュヴァリエ　モンラッシェ　ドモワゼル　１９９４　/　ルイ・ラトゥール　（左） これは、美味しい！ 抜栓直後から蜂蜜のような甘い香りが漂っていた。 グラスに注ぐと、色は黄金色で粘性はすごい。 香りは初めは甘い蜂蜜とトロピカルフルーツ。 次第に焦げ臭が出てきてカフェオレっぽくなる。 味はとろみはあるがドッシリした重みはあまりない。 フィニッシュも短めなのは'94というヴィンテージのせい？ ただ何度も言ってしまうが、一般的に'94はオフと言うが、ブルゴーニュの白の場合私が飲んだワインはすばらしいのがたくさんあった（特に有名な造り手のグランクリュ） これから良くなるかは疑問だが、今飲むのであれば大満足のヴィンテージであると思う（価格も安かった） ---------------------------------------- コルトン　キュベ・シャルロット・デュメ（オスピス）１９８７　/　ルロワ　（右） これも美味しい！ 抜栓直後は、焦げた醤油かと思ったが、グラスに注ぐと一変した。 色は明るいルビー色。 香りはミルクと獣臭のバランスがとても良くてボルドーのような力強さがある。 味はスパイシーながらもドッシリしている。 タンニンはあるがあまり気にならずフィニッシュもあり美味しい。 飲み頃だが、まだ長持ちしそうだ。

ルイ・ジャド ピュリニー　モンラッシェ　フォラティエール　１９９５　/　ルイ・ジャド 色は黄金色、香りは少し「ひねた」ような香りがあり劣化気味か？ でも味は劣化までは行ってなく、普通に飲める。 ただ、このクラスのワインであればもっと果実味や綺麗な酸があるのが普通だ。 何かあったようだ。

イタリアンメルロー ラマイオーネ　１９９３　/　イタリア ステーキを食べるので、少しドッシリしたのが飲みたくてイタリアンメルローにしてみた。 色は少し紫が残っている。 香りは開いていてメルロー独特の獣臭が支配している。 味はミディアムながらタンニンは感じなく、とてもシルキー。 飲み頃のようで美味しかった。

ダニエル・バロー ピュイフュイセ　V・V　１９９６　/　ダニエル・バロー '97のアンヴュランV・Vほどの衝撃はない。 色は黄金色、香りは少し弱くおとなしめ。 味は、コンディションが悪かったのか果実味はあまり無い。 でもこのピュイフイッセは、フェレ同様しっかり造られている。

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